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wordpressでWP_SITEURL,WP_HOMEでプロトコル指定を省略できないか?

ケーブルテレビのSTBのブラウザで、自宅サーバに接続させようとすると接続が拒否られる。letsencryptのroot証明を受け付けてくれないのが原因。一部の動作確認ページをブラウザから接続させたいと思うけど、自宅サーバはWordPressなのでhttpsで WP_HOME, WP_SITEURL がしてあるために、強制的に https になってしまう。

試しに、wp-config.php で “https://hostname” でなく、”//hostname” とか “/” を指定してみた。

“/” だと、ページが上手く表示されない。(cssなどがうまく読み込めていない様子)

“//hostname” だと、ページは表示できるけど、wp-login.php でのログインが上手くいかない。(多要素認証のプラグインが影響しているのかもしれない)

postfixの設定見直し

自宅サーバに届く迷惑メールの設定はそれなりにやってるつもりだけど、相変わらず届く。

迷惑メールの送信側も、DKIM や SPF といった迷惑メールに誤認されない対策をして送ってきている。そこで改めて postfix の設定を見直す。

RBLサイトの整理, 正引き・逆引きチェック

迷惑メール送信者のデータベース(RBL)の設定をしていたけど、all.rbl.jp, zen.spamhaus.org はサービスを停止しているようで、nslookup all.rbl.jp とかも失敗するし設定を削除。

Dynamic DNS サイトのような迷惑メールサイトからのメールを拒否するために、reject_unknown_reverse_client_hostname を設定していたけど、DKIM, SPF まで設定した迷惑メールサーバも多いので、設定をさらに厳しく reject_unknown_client_hostname に変更。

この設定を変更すると、逆引きと正引きが一致しない Dynamic DNS サイト(まさに自サイト tsaitoh.net はこの状態)からのメールを拒否することになる。しかし、迷惑メールの制限を強化したいし、身の回りの 逆引きと正引きが一致しない所からのメールは、smtpd_client_regexp で受信許可するようにしよう。

  ((( /etc/postfix/main.cf )))
  smtpd_client_restrictions = permit_mynetworks,
                  check_client_access regexp:/etc/postfix/smtpd_client_regexp
-                 reject_rbl_client all.rbl.jp,           # サービス停止
-                 reject_rbl_client zen.spamhaus.org,     # サービス停止
                  reject_rbl_client bl.spamcop.net,
-                 reject_unknown_reverse_client_hostname, # 逆引きだけをチェック
+                 reject_unknown_client_hostname,         # IP->name->IPのチェックあり
                permit

 

よく出来たフィッシングだな….

コロナ感染入院給付金の請求

日本生命からの自宅サーバのメアドに届いたメール。
自宅サーバに届くメールは、tsaitoh.net のドメイン管理者を狙う場合が多いので、自分で管理しているシステム以外から届くメールはほとんど悪意まみれのフィッシングメール。
メール先頭の送信相手欄に、本人名で始まっていないし、典型的な危ないメールだけど、出来がいいフィッシングだなぁ…
と思いフィルタ設定をしようと “Received:”タグを確認して、送信元の IP アドレスを確認したら本物だった。
改めて、日本生命さんのサイトに”メールのリンクを使わずに”ログインして確認してみたけど、しっかり自宅サーバのメアドも登録してあった。

<重要>【三井住友カード】お取引が決済できませんでした

こっちは、明らかにおかしいメール。でも送信IPは、googleusercontent.com 。まかりなりにもGoogle さん。でも、GoogleのVMサービスなので怪しいに違いはない。
通常は、FireWall で接続を完全ブロックするんだけど、Google さんだし、postfix の smtpd_client_restrictions にて接続制限を加える。
((( /etc/postfix/main.cf )))
smtpd_client_restrictions = permit_mynetworks,
          check_client_access regexp:/etc/postfix/smtpd_client_regexp
          :
((( /etc/postfix/smtpd_client_regexp )))
:
/\.googleusercontent.com$/	REJECT
{CAPTION}

自宅ドメインのwhois情報の修正

セキュリティの話をする際に、whois とかを使うこともあるけど、自宅ドメイン名で検索するとクソまじめに登録してあったから住所とかそのまんま検索できていた。

改めてプライバシー対策ということで、さくらインターネット🌸のwhois情報を修正してみた。最初、番地情報を消したりしたけど、エラーが発生して修正できず。レジストラの情報を書くのはアリ見たいだったので、入力フォームにある「さくらインターネット」の情報をそのまま入力したら、エラーも発生せず修正できた。

トラブルが発生しても、一旦レジストラに連絡が行ってから、こちらに連絡が来るんだろうし、これでも問題ないかな。

CAA レコードが未設定で dehydrated (Let’s Encrypt) が失敗

自宅ドメインの SSL 証明には、Let’s Encrypt (実体は dehydrated) を使っているけど、CERT の有効期限の確認の処理で警告がでてきて、月に1度実施の更新でエラーを吐いているみたい。

DNS に CAA レコードが無いと失敗する

更新を実行すると、以下の表示が出ている。

ERROR: Challenge is invalid! (returned: invalid) (result: ["type"] "http-01"
:
["error","detail"]      "CAA record for tsaitoh.net prevents issuance"

Let’s Encrypt が更新する際に、ドメイン名の CAA レコードを参照しているけど、CAA レコードが正しくないために、SSL 更新に失敗している。

DNS Certification Authority Authorization とは、ドメイン名の所有者が認証局に対して、自分のドメイン名の公開鍵証明書の発行を許可するかどうかを指定できるようにするインターネットセキュリティポリシーのしくみである。(Wikipedia)

CAAレコードに letsencrypt.org を登録

自宅ドメインは、Dynamic DNS に mydns.jp を使っているので、mydns.jp の設定画面の “DOMAIN INFO” の所で、
「@ CAA 0 issue “\000”」 となっていたので、下記の設定を追加する。

Hostname Type Content Target ID
@ CAA 0 issue “letsencrypt.org” mydnsXXXXX

この設定の後、nslookup では、下記のようなデータが取れるようになった。

$ nslookup -query=CAA tsaitoh.net
tsaitoh.net     rdata_257 = 0 issue "letsencrypt.org"

他の仕事関連のドメイン名も同様の症状が発生するようになるはずなので、mydns.jp 関連の他ドメインで同様設定を追加する。

G.ROOT-SERVERS.NET が繋がらない

自宅のDNSのトラブルで、ルートサーバが国ドメイン単位での接続拒否でつながらないのが原因? だったかもしれないのだが、職場の自室で動かしている Cache DNS でも同様のトラブルが出るので、ルートサーバの接続確認。G.ROOT-SERVERS.NET. だけつながらない。自宅でも職場でも同様。

$ grep 3600000 /etc/bind/db.root \
  | grep A | grep -v AAAA | grep -v NS \
  | awk '{print $4}' | fping
199.7.91.13 is alive
192.203.230.10 is alive
:
192.58.128.30 is alive
192.112.36.4 is unreachable ← G.ROOT-SERVERS.NET. だけつながらない

G.ROOT-SERVERS.NET. はアメリカ国防総省の管理か….単に一時的な問題なのかな…

接続拒否国ドメインに PA, IO を追加

相変わらず、メールなどに怪しい所からの接続。国ドメインを確認したら、PA(パナマ共和国) と IO(イギリス領インド洋地域)。

大変申し訳ないけど、我が家のようなサイトは縁がない国なので、接続拒否。

現時点、我が家では下記ドメインが管理している IP アドレスは接続を拒否している。

AE, AF, AM, AZ, BD, BG, BR, BY, CL, CN, ES,
HK, ID, IN, IL, IO, IR, IQ, JO, KG, KP, KR, KW, KZ,
LB, MY, NL, OM, PA, PH, PS,
QA, RO, RU, SA, SY, TH, TJ, TR, UA, UZ, VN, YE

DNSのルートサーバ問題?

自宅では、自宅内だけの DNS を実現するために、DNSサーバ bind を動かしているけど、ブラウザで作業中にたまに DNS によるエラーでページが表示されない。

もしかして、変なところからの攻撃を防ぐために 国別のIPアドレス情報(GEOIP)を元に、接続拒否をしているのが原因かもしれない。確認を行うと、DNS ルートサーバの 中に、スウェーデン(SE)とオランダ(NL) が含まれていて、オランダが拒否リストに入ってた。

ということで、i.root-server.net(SE) , k.root-server.net(NL) を個別に許可リストに加える。

((2022-04-06))

再起動すると、ferm が動いていないのか iptables が未設定の状態になっている。確認をすると、OS起動時のエラーの中に、i-root-server.net の名前解決に失敗して、firewall 設定が途中で止まっている。DNS の設定が動いていない前段階で ferm を動かす順序なのでしかたがない。

ということで、許可リストの設定ファイルで、i.root-server.net などは IPアドレス記載に変更した。

国別拒否リストでVN,PH追加

自宅サーバへの攻撃のチェック中。IPアドレスの所属する国を確認した拒否リストを作ってフィルタリングしているけど、改めて攻撃者のIPアドレスを、whois を使って国を確認する。

今回は、現時点で許可している状態で、ssh への攻撃をドメイン毎に分類して作成したCクラスの拒否リストの国を確認したら、ベトナム 60 件、フィリピン 12件。ということで、日本としては仲良くしたい国かもしれんけど、ゴメン拒否の国に追加やわ。

 

自宅メールサーバをDKIM対応へ

Yahoo のメールアカウントに、迷惑メール対策のため「DMARC」導入を開始しますとのメールが届いている。送信側ドメイン認証のひとつで、なりすましだった場合の取り扱いを設定することができるらしい。

しかし、自宅メールサーバは、mydns.jp を用いたダイナミックDNSを用いたサイト。このため、メールサーバを立ち上げても spam 送信元と誤認(なりすましと誤認)される可能性も高く、自宅サーバからのメールは、受け取り側で迷惑メールフォルダに落ちないか心配したり、すぐに相手に届くか不安であった。

ということで、DMARC の前に、DKIM にて信用してもらえるように設定を行う。DKIMは受信したメールが正しいメールサーバから送られ改ざんされていないか確認する方式SPFは以前に導入済みだけど、正しいメールサーバから発信されたか確認する方式なので、DKIM ほどの信頼はない。

opendkim のインストール

Debian では、opendkim のパッケージが配布されているので必要なパッケージをインストールする。設定のために セレクタ名 を postfix としてプライベートキーを生成する。/etc/dkimkeys/postfix.txt には、DNS に登録する “IN TXT” の設定が生成される。

$ sudo aptitude install opendkim opendkim-tools
$ cd /etc/dkimkeys
$ sudo opendkim-genkey -D /etc/dkimkeys -b 1024 -d tsaitoh.net -s postfix
$ sudo chown opendkim:opendkim /etc/dkimkeys/*

opendkim の設定として、上記処理で作られたプライベートキーを登録し、DKIM キーを付加する処理のためのサーバと接続するためのソケットを定義する。

((( 以下のファイルを編集 )))
$ sudo vi /etc/opendkim.conf
Domain   tsaitoh.net
KeyFile  /etc/dkimkeys/postfix.private
Selector postfix

Socket   inet:8892@localhost

DKIM 電子署名を付加するための postifix の設定

postfix でメールを送信する時に opendkim に接続し DKIM の電子署名を付加するために、前述のソケットに対応する設定を以下の様に記載する。

((( /etc/postfix/main.cf )))
$ sudo vi /etc/postfix/main.cf
smtpd_milters = inet:127.0.0.1:8892

DKIM のための DNS の設定

DNSに、公開鍵などの設定を行う。mydns.jp を使っているので、mydns.jp にログインし、DOMAIN INFO にて、以下の設定を加える。

_adsp._domainkey   IN TXT dkim=unknown
postfix._domainkey IN TXT v=DKIM1; h=sha256; k=rsa; p=XXX...XXX

DNS設定が正しく反映されているか確認。

$ nslookup -query=TXT _adsp._domainkey.tsaitoh.net 8.8.8.8
_adsp._domainkey.tsaitoh.net    text = "dkim=unknown"
$ nslookup -query=TXT postfix._domainkey.tsaitoh.net 8.8.8.8
postfix._domainkey.tsaitoh.net  text = "v=DKIM1; h=sha256; k=rsa; p=XXX...XXX

サーバの再起動とDKIMの確認

$ sudo service opendkim start
$ sudo service postfix restart

試しに Google のアカウントにメールを送ったら、メールヘッダに以下が表示されるようになった。SPF は、以前に設定済みなので、自宅サーバからのメールは、確実に相手に届くようになったと思われる。

ARC-Authentication-Results: i=1; mx.google.com;
        dkim=pass header.i=@tsaitoh.net ....
        spf=pass (google.com: domain of ....

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