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ブレーカー落ちた

洗濯機の乾燥機能が動かなくなり、修理に来てもらって無事動いたのはいいけど、夜にブレーカーが落ちた。

自宅サーバへの被害も考え、UPS電源の電圧を APCUPSD でモニタリングしていて、電源電圧が下がると、google-home で警告メッセージが流れるようにしてあるんだが、動作せずに落ちてる。nagios4 の LOG をみると、電圧低下は検出しているけど、通知が発動していない。なんでやねん。

(2023-12-03追記)

別のタイミングでは、警告メッセージの読み上げは動いていた。夜間はスピーカ音量を落としているので、気づきにくい音になってたけど。

Switchbot Plug の制御

電気毛布が必要な時期、外出時の電源を切り忘れるのを防ぐために、昨年導入していた Switchbot Plug 。

スマホの SwitchBot アプリのタイマー機能で朝に強制オフの制御していたけど、寝る時にスイッチを入れるのは、自分が不在の時だとムダだし、homebridge や cron で制御するのも面白そう。

switchbot-utility のインストール

ということで、Raspberry-Pi に、switchbot-utility をインストール。

((( 事前にSwitchbot アプリは設定済み )))
$ sudo pip3 install switchbot-utility
$ cd /usr/local/lib/python3.9/dist-packages/switchbot_utility

制御するには、Switchbot アプリのトークンと秘密鍵が必要なので、アプリを起動して「プロフィール」、「設定」の画面を開いて、「アプリバージョン」の表示を 10 回連打すると、「開発者向けオプション」を表示できる。この画面を開いてトークンとクライアントシークレットをコピーし、上記の switchbot_utility のフォルダ内に、settings.json のファイル名で保存。

Python で以下のスクリプトを実行すると、switchbot-utility で扱えるデバイスの一覧 deviceList.txt が作られる。

((( settings.json )))
{
    "token": "xxxxx....",
    "secret": "yyyyy...."
}
((( devicelist.py )))
Python で以下のスクリプトを実行すると、deviceList.txt が作られる。

from switchbot_utility.switchbot import Switchbot

switchbot = Switchbot()
switchbot.devicelist()

((( deviceList.txt )))
441793xxxxxx, 電気毛布, Plug, 000000000000
C5B496xxxxxx, エアコン, Bot, 000000000000

実際に、Switchbot Plug を動かすために、下記のscriptでスイッチを制御できるようにしてみた。

#!/usr/bin/python3
# -*- mode: python; coding: utf-8; tab-width: 4 ; -*-
# SwitchBot をON/OFFする
import sys
import time
import os
from switchbot_utility.switchbot_plug import SwitchbotPlug

sb_dir = '/usr/local/lib/python3.9/dist-packages/switchbot_utility'
# Switch Bot Plug MAC ADDR
sb_plug_macaddr = '441793xxxxxx' # deviceList.txt より MACアドレスを記入
# コマンドライン引数プロセス名
script_file_name = sys.argv.pop( 0 )
# コマンドライン引数 -d <デバイスID>
while len( sys.argv ) >= 2 and sys.argv[0] == '-d' :
        sys.argv.pop( 0 )
        sb_plug_macaddr = sys.argv.pop( 0 )

# setting.jsonを読み込むため
os.chdir( sb_dir )

# SwitchBot Plug に接続
sb_plug = SwitchbotPlug( sb_plug_macaddr )
if len( sys.argv ) == 0 :
        # 引数なしは、状態を表示
        print( sb_plug.get_power() )
elif len( sys.argv ) == 1 :
        # status | on | off | toggle or turn
        arg = sys.argv.pop()
        if arg == 'status' :
                # exitでスイッチ状態を返す
                sys.exit( 0 if sb_plug.get_power() == 'on' else 1 )
        elif arg == 'on' :
                sb_plug.turn_on()       # ON
        elif arg  == 'off' :
                sb_plug.turn_off()      # OFF
        elif arg == 'toggle' or arg == 'turn' :
                # スイッチを反転
                pw = sb_plug.get_power()
                if pw == 'on' :
                        sb_plug.turn_off()
                elif pw == 'off' :
                        sb_plug.turn_on()

このプログラムを、homebridge-cmdswitch2 の設定に加える。

{
    "platform": "cmdSwitch2",
    "name": "cmdSwitch2",
    "switches": [
        {
            "name": "電気毛布",
            "on_cmd": "/usr/local/bin/switchbot-plug.py on",
            "off_cmd": "/usr/local/bin/switchbot-plug.py off",
            "state_cmd": "/usr/local/bin/switchbot-plug.py status"
        }
    ]
}

ということで、「OK Google, 電気毛布を点ける」でON、朝は起床時間にあわせたタイマーでOFF完成。

google-home-playerをインストール

Raspberry Pi で動かしていた homebridge だけど、nodejs.20.x が出ているとのことで、更新をかけた。しかしこの反動で、google-home-notifier が喋らなくなった。以前より google-home-notifier の内部で利用している google-tts-api のバージョンがあがると動かなくなるトラブルが発生していた。この状況下で、この後継となる google-home-player が出ているので、これを契機に乗り換え。

google-home-player のインストール

google-home-player を使うと、Google Home mini, Google Nest mini で自然なに英語や日本語をしゃべらせることができる。

$ sudo npm install -g google-home-player

Rapberry-Pi の更新で GPIO が動かない

64bit OS の arm64 で動かしている Raspberry-Pi で、rpi-update を実行したら、kernel が Linux 6.1.61-v8+ となり、自作スクリプトのいくつかが動かなくなった。原因は wiringPi や GPIO など絡んだ処理の中では、/proc/cpuinfo にアクセスして “Hardware” を取得しその値に合わせてアクセスするポートなどを切り替えているみたい。しかしながら、linux-6.x になったら /proc/cpuinfo で Hardware 情報が取れなくなったため、wiringPi, GPIO関連のプログラムが動かなくなった。

BME280 温湿度センサーを GPIO 経由から ioctl() から I2C を制御する処理に書き換え

$ ./bme280
Oops: Unable to determine board revision from /proc/cpuinfo
-> No "Hardware" line
->  You'd best google the error to find out why.

参考にしていたプログラムが wiringPi 経由で I2C 接続の温湿度センサー bme280 を使っていたけど、仕方がないのでプログラムを修正し、ioctl() 経由に修正。

bit 演算が多用されていて、unsigned char と char の宣言を手抜きしたら、異常値が出るようになった。char型の部分を unsigned char に修正したら、大きな値にずれる異常値はなくなった。でも、その後も時々小さな値となる異常値が発生した。どうも nagios やら munin で監視していると時々同じタイミングで bme280 の値取得の処理が起動されるようで、I2C デバイスの競合が発生していると思われた。このため、I2C デバイス /dev/i2c-* を開く際に flock() による、排他処理も追加した。

OLED ディスプレィ SSD1306 の処理を Adafruit_CircuitPython_SSD1306 に変更

Adafruit_Python_SSD1306 を使って表示させていた処理が動かなくなる。内部で WiringPi などを使っているのか “RuntimeError: Could not determine platform…” といったメッセージが出て動かなくなる。これも GPIO あたりのトラブル。調べていると Adafruit_CircuitPython_SSD1306 なら動きそう。

$ sudo pip3 install adafruit-circuitpython-ssd1306

若干のプログラム修正で動くようになった。

gcalcli が dpkg_resources is deprecated…の警告

gcalcli を使っている自作スクリプトが、以下のような警告メッセージを吐くようになった。

$ gcal.pl
/usr/bin/gcalcli:6: DeprecationWarning: pkg_resources is deprecated as an API. See https://setuptools.pypa.io/en/latest/pkg_resources.html
from pkg_resources import load_entry_point

python で dpkg_resources が廃止されたことによる警告。調べてみたけど、現時点では他の python のプログラムでも同様のエラーが出てるみたい。ひとまずは標準エラーに出力される警告なので、自作スクリプトには、gcalcli を呼出す処理の後ろに “2>/dev/null” をつけて黙らせた。

debian trixie/testing

最近、aptitude safe-upgrade かけてもパッケージの更新が少ないなぁ…と思ってたけど、bookworm は 6 月に stable になってたのね。

気づかず半年間、寝かせていたからか testing/trixie で大量の更新がかかったけど、競合ですぐに更新されないパッケージもあったけど、半年の間に testing といえども安定していたのか、トラブル無しで更新が終わった。

debian trixie/testing

以前、apt/souces.list.d を stable と testing で記述してたけど、更新のタイミングを見逃すと、急に大量の更新がかかってびっくりしたので、bullseye とか bookworm とかで記述するようにしていた。

/etc/apt/preferences が邪魔をしているかと思って消して更新かかったけど、大した量じゃなかったし。

linux 6.1 to 6.5

testing を追いかけていなかったから、linux-image も 6.1.0-13 から 6.5.0-2 にジャンプアップ。

postfixの設定見直し

自宅サーバに届く迷惑メールの設定はそれなりにやってるつもりだけど、相変わらず届く。

迷惑メールの送信側も、DKIM や SPF といった迷惑メールに誤認されない対策をして送ってきている。そこで改めて postfix の設定を見直す。

RBLサイトの整理, 正引き・逆引きチェック

迷惑メール送信者のデータベース(RBL)の設定をしていたけど、all.rbl.jp, zen.spamhaus.org はサービスを停止しているようで、nslookup all.rbl.jp とかも失敗するし設定を削除。

Dynamic DNS サイトのような迷惑メールサイトからのメールを拒否するために、reject_unknown_reverse_client_hostname を設定していたけど、DKIM, SPF まで設定した迷惑メールサーバも多いので、設定をさらに厳しく reject_unknown_client_hostname に変更。

この設定を変更すると、逆引きと正引きが一致しない Dynamic DNS サイト(まさに自サイト tsaitoh.net はこの状態)からのメールを拒否することになる。しかし、迷惑メールの制限を強化したいし、身の回りの 逆引きと正引きが一致しない所からのメールは、smtpd_client_regexp で受信許可するようにしよう。

  ((( /etc/postfix/main.cf )))
  smtpd_client_restrictions = permit_mynetworks,
                  check_client_access regexp:/etc/postfix/smtpd_client_regexp
-                 reject_rbl_client all.rbl.jp,           # サービス停止
-                 reject_rbl_client zen.spamhaus.org,     # サービス停止
                  reject_rbl_client bl.spamcop.net,
-                 reject_unknown_reverse_client_hostname, # 逆引きだけをチェック
+                 reject_unknown_client_hostname,         # IP->name->IPのチェックあり
                permit

 

nodejs の更新方法の”更新”と hb-service

自宅で動かしている HomeBridge 、定期的に node-js の更新のために、”hb-service update-node” を実行しているけど、途中に警告メッセージがでるようになった。どうも https://deb.nodesource.com/setup_X での更新は非推奨で https://deb.nodesource.com/node_XX.x での更新に変更となったらしい。単純に警告で表示された URL にアクセスし、新しいインストール方法に従って、下記を実行する。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install -y ca-certificates curl gnupg
$ sudo mkdir -p /etc/apt/keyrings
$ sudo curl -fsSL https://deb.nodesource.com/gpgkey/nodesource-repo.gpg.key \
  | sudo gpg --dearmor -o /etc/apt/keyrings/nodesource.gpg
$ NODE_MAJOR=18
$ echo "deb [signed-by=/etc/apt/keyrings/nodesource.gpg] https://deb.nodesource.com/node_$NODE_MAJOR.x nodistro main" \
  | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/nodesource.list
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install nodejs -y

自作スクリプトのエラー対策 try-catch

自宅で動かしているスクリプト、自前だから手抜きもあって、サーバトラブル時には他の機器が巻き込まれてエラーが増えることも多い。自室の homebridge などを動かしている Raspberry-Pi が暑さもあってか、再起動させたら一時的に気絶。復旧は問題なかったけど、気絶中に他の外気温測定のRaspberry-Pi がブローカーとなっている Raspberry-Pi が落ちているため、MQTT のデータ送信に失敗のエラーを出してる。

ちゃんと、connect で出るエラーを try-except で例外処理を追加した。

try :
  client = mqtt.Client( ... )
  client.connect( BROKER )

  client.publish( ... )
except ValueError as err :
  print( err )
except OSError as err :
  print( err )

以前から、トラブル時にウザいのが、Perl で書かれた RSS 情報をまとめるスクリプト。Perl での try-catch もどきということで eval{} if ( $@ ) … でエラー対策してるつもりなんだけどトラブル時のエラーがうまく動いていないような。今回あらためて、Perl try-catch で検索したら、Perl 5.34 で try-catch が実験的にサポートされているらしいので使ってみた。

use feature qw( try ) ;
no warnings "experimental::try" ;
:
try {
  $feed->merge( $rss ) ;
} catch( $e ) {
  print "catch $e" ;
}
# eval { $feed->merge( $rss ) ; } ;
# if ( $@ ) {
#    warn "..." ;
# }

スクリプト言語の比較

Raspberry Pi で、自宅内の温湿度管理とか色々やっていて、shell や perl や python などのスクリプトを使っているけど、ただでさえ遅い Raspberry-Pi だし、少しでも軽く動いてほしくて、lua なども使っている。

でも、shell だと、bash で書いているけど、高機能な分だけ遅いし、少しでも軽くなればと、インストールされているスクリプト言語のサイズを改めて比較をしてみた。

$ ls -al <いろいろ>
-rwxr-xr-x 1 root root   14000  1月  2  2021 /usr/bin/lua50
-rwxr-xr-x 1 root root   91904 12月 10  2020 /bin/dash
-rwxr-xr-x 1 root root   92292 12月 22  2018 /bin/sed 
-rwxr-xr-x 1 root root  120704  2月 17  2020 /usr/bin/mawk
-rwxr-xr-x 1 root root  133048  8月  1  2016 /usr/bin/lua5.1
-rwxr-xr-x 1 root root  974312  3月 28  2022 /bin/bash
-rwxr-xr-x 2 root root 3201036  9月 25  2021 /usr/bin/perl5.32.1
-rwxr-xr-x 1 root root 4703672  3月 12  2021 /usr/bin/python3.9

個人的には、軽いスクリプトというと、sed < awk < lua < bash < perl < python というイメージで使い分けをしていた。

しかし、これを見ると、bash と dash で10倍の差、軽くなればと使っていた lua だけど、lua5.1 と lua50 でも 10 倍の差がある。perl だと bash の 3倍、python だと bash の5倍。バイナリのサイズが単純に処理速度に反映される訳ではないけど、これを見る限り、自分で書いている手抜きスクリプトであれば、dash や lua50 で動かした方がよさそうだな。

また、下手に Perl を使うぐらいなら、bash の中で sed や awk を交えながらスクリプトを書くことも多いけど、下手に bash の中で sed や awk をガシガシ使ったら、あんまり早くなさそうだな。

これからは、lua50 < dash < sed , awk < bash < perl < python かな。

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