今年も敢闘賞を抜けられなかったが、来年に向けてアイディアを絞り出そう。
課題部門は講評のときの話の雰囲気からすれば、 今年度と同じ「子供心とコンピュータ」であろう。 今年の作品をみていると、どれもゲームっぽい内容があってもそれは、 「大人」(学生といえどすでに視点は変わってる)の視点。 みつあゆをみていると、 「そのゲームでこんな遊びかたするかぁ?んで、それで何が面白い?」という 遊びかたをゲタゲタ笑いながらやっている。 だからこそ、子供の視点で発展的な遊びかたができるもので、 具体的に細かな遊びかたが決まっていない作品 がいいんじゃないかと思う。
光るレゴブロック
# どこかの高専のネタの改良版になるかもしれないが…
- PIC12系と赤外線受光とLEDを組み込んだレゴブロックを作る。
- ブロックは赤外線信号を受けると、自己IDに応じて可愛く光る。
- テーブル上に赤外線発光部と Web カメラを置き、 そこで子供にブロックを組ませる。
- パソコン制御で子供の組んだブロックを光らせる。
- LED の光り方をカメラで観測し、子供の組んだ形を認識させ、 何らかのインタラクションをとる。
どちらにしろ、小さく実装できなきゃ意味がない。 基板作りから取り組まないとダメかな。 RFID での実装もあるかもしれないけど、 ブロックのおおまかな位置取得ができないと、 面白そうな発展的インタラクションができなさそう。
マルチユーザー影絵
- Webカメラ前で単色にぬった手袋をして影絵として撮影。
- そのデータをネットワークに流せるようにする。
- この影絵をマルチユーザで複数のレイヤーとして重ねて放映できるようにする。
- 離れた子供が共同で、一つの影絵ストーリーを作りながら遊べるようにする。
- 影絵が手間なら、最初に背景を撮影したカメラの前で動くと背景差分で影絵とする。
画像ストリーミングも太い回線を想定して、ややこしい圧縮もしなければ、 作れるだろう。 音声部は、Skype の会議室機能で実装すれば簡単そうだけど、 外部ソフトに頼るのは避けたい。