カーネルverアップで、ARPの取れ方がまた激変
昨日、linux 3.9.6 にカーネルバージョンが上がったけど、 この影響でARPの取れ方がまた変わった。
自宅では、子どもの端末使用状況を確認するために、 ARP データの有無を munin でモニタリングしている。 おかげで、ネットワーク系のゲームをしていたかは、 一目瞭然。
だけれども、カーネルのバージョンによっては、この ARP の取れ方が 変わってくる。ARP テーブルの賞味期限切れの対応の違いと思われる。
ということで、バージョンが上がったら、使わない端末の ARP 情報が 賞味期限切れにならないのか、ずっと残ってしまった。 まあ、最近は、Proxy サーバの利用状況でバレバレなんだけど…
いつのまにやら linux 3.9.6-1
KDDIのケーブルプラスに電話が変更となり、 NTT-ISDNから切換えも終わっているので ISDN-TA を取り外し。 これに合わせて、電源の配線もすっきりさせるべく、 つなぎ変え。
これでサーバの電源を落として起動したけど、 Debian/jessie で運用しているから、知らないうちに、 linux-image-3.9-1-amd64 が入っていた。
それに、普通に立ちあがて、何も問題無し(^^;
linux-image-3.8-1-amd64 を入れてみた
Debian 7.0 の登場に合わせ、自宅サーバは testing/jessie になったので、 カーネルのバージョンも linux-image-3.8-1-amd64 を入れることになった。
以前が、3.2.41 だったので、安定版のはずの 3.4 , 3.6 もすっ飛ばしての、 3.8。今までは、2.4,2.6,3.0,3.2 と段階を経ながら入れてきたけど、 2段階も抜けているバージョンアップは初めて。
しかしながら、aptitude install linux-image-3.8-1-amd64 を実行したけど、 大量のパッケージ更新というほどでもなく、無難に更新が完了。 reboot した後は、X11 が少しおかしくなったけど、xorg.conf を削除して 起動させたら自動認識で無事更新も終わった。
といっても、3.8 の新しい機能を活用する予定がある訳ではない。 ほぼ「試してみるか」というだけの理由。
wheezyでMTのページが壊れた
Debian/testing(Wheezy)を入れたら、movabletype も更新されたみたい。 記事を投稿したら、ページのスタイルが変になった。 スタイルシートの読み込みができていないみたい。
改めてmovabletypeの設定を触っていたら、インデックスページの設定が 初期化されてしまって、さらに悪化。 ひとまず、元通りに戻したけど、やっぱりスタイルシートの読み込みが変。
確認をしたら、スタイルを簡単に変更できるようにするための、 切換え部に、以下のような部分があるのが原因だった。
/* This is the StyleCatcher theme addition. */ @import url(/mt-static/themes-base/blog.css); @import url(https://tsaitoh.net/mt-static/support/...(略)... ; /* end StyleCatcher imports */
スタイルシートが途中で偽装されないために、https: を使っているのかも しれないけど、オレオレ証明書しか設定していない個人的な自宅サイトで そこまで完璧な設定も必要ないので、 スタイルシートのテンプレートを修正し、https: の部分を消す…
Debian 7.0 ついに wheezy が stable に
以前からアナウンスさら、今まで stable で動かしていたものが oldstable になることから、影響の少ないものはうまく更新できた。 しかしながら、まだ移行できていないサーバもあるんだけど…
# aptitude update ; aptitude safe-upgrade : 現在の状態: 新規が 15710 個 [-100]。 新たに廃止されたパッケージが 56 個あります。 インストール・削除・更新されるパッケージがありません。 更新: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。 0 バイトのアーカイブを取得する必要があります。展開後に 0 バイト のディスク領域 が新たに消費されます。
ひとまず、先行してtestingにしていたものは、特に何もなく移行完了。 移行が不完全なものは、oldstable だな。
つぎは、Jessieか…
Debianのバージョンは、Toy-Storyのキャラクターが使われているけど、 新しい testing は、Jessie になったらしい。
unstableパッケージの部分導入
何か面白そうなパッケージがないかと、ペンギンの杜を散策していたら、 LEGO NXT用のコンパイラ nbc などが Debian 用のパッケージが出ているらしい。 確かめると、unstable(sid)となっていて、 linux環境が testing なので、慎重に設定しないと、 不安定になるのも困る。 改めて、testing と unstable を混在するためのセッティングを確認する。
// pinningでベースとなるリリースを設定 (( /etc/apt/apt.conf.d/99target )) APT::Default-Release "testing"; // unstable の sources.list を追加 (( /etc/apt/sources.list.d/unstable.list )) deb http://ftp.us.debian.org/debian/ \ unstable main contrib non-free deb-src http://ftp.us.debian.org/debian/ \ unstable main contrib non-free
どうでもいいネタだけど、debian の oldstable / stable / testing / unstable というリリースの名前は、最新順に o/s/t/u と英字順となっていて便利。 sources.list.d に、リリース毎にファイルを分けると、ls コマンドで 新しくなる順に、設定ファイルが並んでいて分りやすい。
dovecotのディレクトリ形式
先日、Debian/wheezy でのパッケージ更新で、dovecot が 2.1.7-6 に なったら、imap のディレクトリが見えなくなった。
一旦は、バージョンを古くもどして対応させていたけど、 改めて設定を確認。当初、サブフォルダだけが見えなくなったので、 サブフォルダの区切り文字が変更になったかと思い、 "separator = ."とかを試したけど、相変わらずダメだった。
よくよく試したら、肝心のホームディレクトリ形式の mail_location が mbox形式が指定されていた。
(( /etc/dovecot/conf.d/10-mail.conf )) # mail_location = mbox:~/mail:INBOX=/var/mail/%u mail_location = maildir:~/Maildir
今までは imapd は一般的に Maildir 形式で設定ファイルが 書いてあったんだろうけど、 他の MUA のデフォルトに合わせて、設定ファイルが mbox 形式標準に変更されていただけみたい。
逆に言うなら、今まで気にしたことがなかったてことが、浅はかってことか…
あけおめでNTP設定を見直す
あけおめPOSTをしようとしたら、1分ほど出遅れた。 Windowsマシンが1分時計がずれていた。 ちゃんと設定していたつもりだったけど、Windows7は、w32tm コマンドで設定するのか…
Debianサーバ側をNTP問い合わせに返答できるようにする (( /etc/ntp.conf )) restrict 192.168.X.0 mask 255.255.255.0 nomodify notrap
Windows側で、NTPを参照するために、管理者状態になったうえで、 NTPサーバの登録を行う。
(( Windows/7 )) 管理者状態でcmdを起動 [Start]-[cmd.exe]-[Ctrl+Shift+Enter]
NTPサーバを設定する。 > w32tm /config /update \ /manualpeerlist:"192.168.X.Y ntp.ttn.ne.jp" NTP同期を強制的にかける > w32tm /resync
dovecotのフォルダが見えなくなる
Debianのunstableで使っているけど、今朝 aptitude safe-upgrade したら、 dovecot-core,dovecot-imapd,dovecot-pop3d が更新され、 2.1.7-2 → 2.1.7-6 となった。
ただ、これにより IMAP の受信トレイは読めるものの、 他のフォルダが見えなくなった。別途原因究明したいけど、 ひとまず見れないと困るメールなどもあるし、特にこだわりも ないから、dovecot-1.2.15-7 / stable に落とす。
といっても、パッケージ構成も dovecot-common を使うようなので、 aptitude install dovecot-imapd/stable しても、うまくダウングレード できない。しかたがないので、
# aptitude purge dovecot-core dovecot-imapd dovecot-pop3d # aptitude install dovecot-common/stable dovecot-imapd/stable dovecot-pop3d/stable
を実行する。2.1.7-6 では、認証キーの保存場所なども変わったようだし、 機能の削除などもあったようだが、それらが原因かな。
mod_pagespeedを入れてみた…
Webサーバの高速化のためにGoogleが開発している mod_pagespeed を試してみた。 詳しくは、紹介記事 を見てもらうとして、 基本的に、CSSやJavaScriptの実行順序に伴う速度低下や、画像表示の低下を防ぐために、 様々なデータに変換しながら送り出してくれる機能。 "aptitude search mod-pagespeed"しても出てこないし、もう少し待とうかと思ったけど、 *.deb なパッケージが提供されているので、自宅サイトに入れてみた。
# wget https://dl-ssl.google.com/dl/linux/direct/mod-pagespeed-beta_current_amd64.deb # dpkg -i mod-pagespeed-*.deb # /etc/init.d/apache2
といっても、ページに埋め込んだCSS,JavaScriptなんて movable-type が生成した わずかな部分だし、速度向上はするのだろうか? 実際試して、自宅サイト表示させてみたけど、"いつもどおり"としか言いようがない。 ページ表示の際の、画像読み込みタイミングでレイアウトがピョコピョコ移動するのが無く 表示されて速いじゃん…と高速化した気分がする。 だけど、改めて"a2dismod pagespeed;/etc/init.d/apache2 restart"してから試したけど、 やっぱり違いはわかんない…
ただし、mod-pagespeed は、サーバ側で送出するデータに変更を加える訳だから、 サーバの処理負荷としては重くなる。ひとまず、このまま放置で変化を見てみよう。
早々にエラー出たじゃん
そのまま経過観察…と思ってたけど、munin のグラフを見ようとしたら、 早々に以下のようなエラーメッセージ。どうもJavaScriptの文法エラー。 試しに、"a2dismod pagespeed"したら普通に表示できたので、 原因は mod-pagespeed に間違い無い。