debianトラブル:libapt-pkg4.10が無い
自宅サーバの更新ということで、いつものごとく"aptitude update ; aptitude safe-upgrade"を 実行したら、140個ほどの大量更新となった。まあ、更新の量はこんなものかと思うけど、 更新途中で libapt-pkg-perl,synaptic,aptitude,python-apt,apt-utils が、エラーで失敗する。 「パッケージ libapt-pkg4.10 に依存しているけど、インストールされていない」とのメッセージ。
しかし、debian のパッケージ一覧には、libapt-pkg4.10 はまだない。Ubuntu にはあるんだけど。 しかたがないし、以前のパッケージに部分的にでも戻そうと、"aptitude install aptitude/stable" あたりを実行しようとするが、以下のようなメッセージ。
hostname:/var# aptitude install aptitude/stable aptitude: error while loading shared libraries: libapt-pkg.so.4.10: cannot open shared object file: No such file or directory
ということで、aptitude自体が動かなくなった。こりゃパッケージの依存関係が復旧されても、 元に戻すのは、dpkg コマンドを使わないと復旧できそうにないな…
仕方が無いので、バージョンを下げようとするけど、stable では、下がり過ぎ。 ということで、aptitude_0.6.3-3.1_i386.deb から、aptitude_0.6.3-3_i386.deb に落とすために、Webから探して "dpkg -i –force-depends aptitude_0.6.3-3_i386.deb" を実行する。
tgifからinkscapeに乗り換え
歯みがきロボコンの資料作りで、今までは慣れたtgifを使って作業をしていた。 tgifは、機能が程良いくらいに『機能不足』なので、操作方法も単純でずっと愛用していた。 しかしながら、新しいunix環境などで次第に漢字フォントの取り扱いがダメになって、 いちいち設定を触るのが面倒になってきた。 そこで、レイヤーなどの機能も豊富なinkscapeに乗り換えてみた。
inkscapeは、unix,windows,macと幅広く使えるので、どの環境でも作業ができそう。 と切り替えたのはいいけど、円弧やら矢印やら操作方法に慣れない。 まあ、それでも歯みがきロボコンの図面を書いていたら、それなりに機能は解ってきたかな。
今日はPC厄日かよ…
今日は、PC関連で厄日だった。 先週末に職場PCがウィルスチェックの最中、不安定な状態になり、そのままウィルス検索かけて帰った。 んで、今日は朝一に40部印刷と思いきや、その不安定さがそのまま。 印刷しようにもPDFビューアが印刷してくれない。 あきらめて別PCでようやく印刷結果引き渡しの1分前に印刷完了。
あまりの不安定さにブチ切れて、Windows XP(SP3)を捨て、別のサーバ用に買ったマシン(既にDebian化で稼働中)の 未使用のServer2008(R2)-x64 をインストール。 重要データは、NASに入っているから安心してOS入れ替えと思ったけど、 ドライバが見つからず一苦労。 それに、Server2008は、あたりまえかもしれないが、デフォルトだとセキュリティがガチガチだし、 デスクトップテーマが堅過ぎ。 それでも何とか、環境が整ってきた。
そのServer2008のセッティング中、自宅メールサーバの設定に失敗する。 すると、サーバ稼働チェックのnagiosがうまく動いていない。 いろいろ試行錯誤をしても、なんか動きが変だと思っていたら、 /root の容量が 100% となっていた。 失敗の原因は、外付けHDDへのバックアップ処理の問題。 非マウント状態のチェックが記述してなかったので、 /root にバックアップをとっていた。 video,audio,photo…巨大なデータをごっそりバックアップしてるんだから、 容量が余るはずがない。
ということで、今日はPC仕事全部が厄日って気分。
厄日は続くよどこまでも
今日は、自分の部屋の古いDebianマシンの、private空間用のネットワークインタフェースカードが不調みたい。パケットがとぎれとぎれ…あまりにも不安定で、PC側もOS変更をしたりと、 原因要素が多すぎで究明に時間がかかる… なんでここまで悪いことが重なるの…
update-notifierがインストールされてた
最近では、自宅サーバもX11画面から使うこともなく、もっぱらWindows環境からTeraTermで 使うことが普通になってきた。 んで、最近になってからlogin時に文字化けのメッセージが表示される。 不気味と思っていたが、サーバ文字コードがEUC-JPなんだけど、UTF-8な環境から 入ったら、画面に"XX個のアップデートが可能"といいた日本語メッセージが表示される。 何らかのlogin処理が追加されたと思い、/etc/bash.bashrcやら/etc/bash.profileやらを 見回すけど、それっぽい処理が無い。色々しらべると、 /etc/update-motd.d/* なるファイルが追加されている。 どうも、この中の90-updates-availableが元ネタ。
今時、サーバ文字コードをEUC-JPにしているのが時代遅れなんだろうけど… でも、/etc/default/locale を無視するのもDebianな流儀に沿っていない。 処理に"export LANG=C"あたり追加して英語出力を期待しが、 相変わらず文字化けメッセージ。 さすがにうざいので、"aptitude remove update-notifier"を行った。
追記:update-notifier は、/etc/update-motd.d/* の処理にしたがって、 定時処理により、/etc/motd を書き換える。
FAXとメールの連動
自宅のメイン(通常私の親)の電話に、FAX機能付きに変更した。 以前より、FAXとの連動は実験していたので、携帯からメールした内容を、FAXに転送して、 インターネット音痴の親に、活用してもらうのが目的。
まず、手始めに自室の電話と、親のFAXとの連動ということで、 自室電話に届いたFAXを、携帯電話に画像添付して送るように設定する。 今までは、gif 形式にてパソコンに送るようにしていたけど、 携帯に jpeg 添付にして送るように変更した。gif だと、携帯では添付容量サイズエラーが 発生するし、jpeg でもあまり大きい画像は添付が読めなかった。 そこで、G3形式からjpeg形式に変換するときにも、画像サイズを小さくしたりという手間がかかった。
次に、携帯から送ったメールを、親のFAXに送る機能。 これも、以前に設定してあったので、そのまま使ったけど、mgetty のバージョンアップの中で、 ディレクトリのオーナーが変更になっていたので、ちょいとディレクトリの所有権を変更する。
これで便利!といいたいけど、一番の問題は、 親が着信FAXに気づいて、ちゃんと読んでくれるか…。 最近のFAXは、無駄印刷をしないように、印刷用紙は必要に応じてセットして、印刷を行うのが基本。だから、「印刷」の仕方 or 着信FAXの見かたを、覚えてもらわないといけない。 せめて、うちの子供に覚えてもらわねば….
追記:ママがfaxmail機能を実験するのはいいけど、いきなり画像添付付きを投げてきた。 マルチパート処理をしてないから、mimeエンコードされた大量文字列をFAXに送ってしまう。 画像のG3変換までプログラムを書くのは面倒なので、添付ファイル付き Multipart/mixed は、 受け付けない様に処理を追加した。
gw6cを試す
自宅に、IPv6接続のためのトンネルサービスを提供してくれているFreenet6より、 gogoNETに移管したといったようなメールが届く。ということで、gogoNETに改めて登録し、 IPv6接続を久々に試してみる。
以前は、tspc なるIPv6トンネル用のパッケージをインストールしていたけど、 gogoNETでは、gw6c なるソフトを提供している。ダウンロードして試そうとしたが、 Debian/sid であれば、gw6c なるパッケージがすでに提供されていた。ということで、 "aptitude install gw6c"を実行する。
ただ、sid ベースなのか、設定ファイルがうまく自動でつくられないのか、ボチボチと設定が必要な様子。
(( install )) # aptitude install gw6c # zcat /usr/share/doc/gw6c/examples/gw6c.conf.sample.gz > /etc/gw6c/gw6c.conf # cd /etc/gw6c/ # vi gw6c.conf (( /etc/gw6c/gw6c.conf )) # デフォルトより変更したもののみ抜粋 userid=XXXXXXXX passwd=YYYYYYYY # freenet6.netの利用登録が必要 server=authenticated.freenet6.net auth_method=any host_type=router prefixlen=64 if_prefix=eth0 # AAAAアドレスを参照するために必要? dns_server=ns1.freenet6.net # template/linux.sh のあるPATH gw6_dir=/usr/share/gw6c if_tunnel_v6v4=sit0 if_tunnel_v6udpv4=tun if_tunnel_v4v6= template=linux log_stderr=1 # 動作確認用 (( 実際に接続させる )) # /etc/init.d/gw6c start Starting Gateway6 Client : gw6cGateway6 Client v6.0-RELEASE ... Built on ///Linux gonzo 2.6.30-1-686 #1 SMP ... The Gateway6 redirection list is [ amsterdam.freenet6.net, montreal.freenet6.net ]. The optimized Gateway6 redirection list is [ montreal.freenet6.net, amsterdam.freenet6.net ]. # 初めて接続する時は、下記のような確認画面が現れた...(yを入力した) montreal.freenet6.net is an unknown host, do you want to add its key?? (Y/N) y (( 繋がったかどうかを確認 )) # ping6 ipv6.google.com PING ipv6.google.com(tx-in-x68.google.com) 56 data bytes 64 bytes from tx-in-x68.google.com: icmp_seq=1 ttl=50 time=419 ms
ということで、設定を色々と触る必要があったけど、ひとまず動き出す。
ルータモードで動かしているので、次はradvdの設定。やり方は同じなのかな….
追記:radvdの起動は、template/linux.sh に記載されており、radvd.conf を自動的に生成し、 勝手に起動してくれるみたい。 このため、/etc/radvd.conf は削除しておく。 ひとまず、これで周辺のPCに、アドレスが配給されていることは確認できた。
一般的に、radvd の動作の際、自分の吐きだすルーティング情報を読み込まないように、 "echo 0 > /proc/sys/net/ipv6/conf/all/accept_ra"を設定するといった記載があるが、 確認をすると、accept_ra は1のままであった。そこで、template/linux.sh に以下の処理を追記する。
# (不要なのかなぁ…)
(( /usr/share/gw6c/template/linux.sh )) interface $TSP_HOME_INTERFACE { : }; EOF # 以下の2行を追加 Exec $sysctl -w net.ipv6.conf.all.accept_ra=0 Exec $sysctl -w net.ipv6.conf.all.accept_redirects=0 # Start the radvd daemon. :
現状では、radvdでIPv6アドレスを受け取ったWindows機が、外部にはつながっていない。
# どうも、ip6tables の FORWARD の設定で radvd で配給した
# アドレスを許可していないのが原因。
# さて、freenet6からもらえるアドレスは動的だし、どう設定しようか…
さらに追記:Windows機が繋がらないのは、やはりFORWARD設定のせい。 freenet6からのアドレスは、/40であれば、固定なので、 "saddr( 2001:05c0:1100::0/40 ) ACCEPT"の設定を追加したら、うまく動き出す。
kdesudoをインストール
KDE 4.x になってから、kdmの設定といった、KDEシステム設定(/usr/bin/systemsettings)にて 今までなら「管理者モード」が使えていたものが、使えなくなった。 root になって、systemsettings を起動するけどエラーがでるし、Webで調べてみると、 kdesudo なるものがあるみたい。
((インストール)) # aptitude install kdesudo # visudo (systemsettingsを追加) $ kdesudo /usr/bin/systemsettings
うーむ、いつも思うのだが、visudo を起動すると、エディタが ng になっている。 ngsudo コマンドじゃないんだし、エディタは vi だろ…
# export EDITOR=vi
movabletype-opensource でコメント認証メールの文字化け
MovableType に移行後、それなりに以前と同じような使い方になってきた。
携帯からの書き込み
roundcubeに移行
丹南CATVの使い方を改めてみていたら、丹南CATVのWebメールのシステムが、 RoundCube というものらしい。 そこで改めて、Debian で利用できる Web メールを調べてみると、 この RoundCube も記載されている。
Ajax ベースの Web メールで、 以前の squirrelmail だと変な所で文字化けしたりするけど、そういったトラブルもなく便利。 squirrelmail をアンインストールして、roundcube に redirect させた。
≪使用するデータベースはSQLiteでインストール≫ # aptitude install roundcube roundcube-sqlite ≪/etc/roundcube/main.inc.php≫ $rcmail_config['default_host'] = '自宅サイト名'; ≪/etc/roundcube/apache.conf≫ # 先頭のAlias関係のコメントをはずす。 Alias /roundcube/program/js/tiny_mce/ /usr/share/tinymce2/www/ Alias /roundcube /var/lib/roundcube