自宅サーバのサーバの動作確認のために運用していたnetsaintだが、 testing 関連のソフトインストールの影響か、メールでの監視結果の報告は 動作しているものの、WWW での状態確認ができない状態であった。 しかし、netsaint はnagiosに移っているため、ちょうどいい機会なので ネットワーク監視をnagiosに移行する。
インストール
debian なので、testing から nagios をインストール。
# apt-get install nagios-text/testing nagios-plugins/testing
設定ファイル生成
設定ファイルの構成が大幅に変更されているが、細かい設定ファイルの 意味を読み直す気力がないので、convertcfg を使う。
# wget http://......./nagios-1.1.tar.gz # tar zxvf nagios-1.1.tar.gz # cd nagios-1.1 # ./configure # make convertcfg # mkdir /usr/lib/nagios/contrib # cp ./convertcfg /usr/lib/nagios/contrib # cd /etc/nagios # /usr/lib/nagios/contrib/convertcfg /etc/netsaint/hosts.cfg hosts > hosts.cfg # 同じように、他の設定ファイルも convertcfg にて生成。
WWW参照のための設定
Apache にて参照できるように、設定ファイルを変更
# vi /etc/apache/httpd.conf ≪設定ファイルの後ろの方で以下を追加≫ AccessConfig /etc/nagios/apache.conf # htpasswd -c /etc/nagios/htpasswd.users nagiosadmin # htpasswd /etc/nagios/htpasswd.users guest # vi /etc/nagios/cgi.cfg ≪以下の設定行をコメントアウト+修正≫ authorized_for_system_information=nagiosadmin authorized_for_configuration_information=nagiosadmin authorized_for_system_commands=nagiosadmin authorized_for_all_services=nagiosadmin,guest authorized_for_all_hosts=nagiosadmin,guest
監視コマンドの修正
実際に上記の変更後起動するが、いくつかが正常動作しない。 どうも、check_disk(ディスク使用量による警告用プラグイン)は、 netsaintでは使用量で設定するが、 nagiosは残り量で設定するとか、 check_load(CPU不可による警告用)は、コマンドライン引数で -w , -c が必要となった… といった、点で checkcommand.cfg の一部を修正する必要がった。