2016/04/23のOneDriveのアップデートで、defaultsコマンドで設定しなくても、 …for Business アカウントの設定ができるようになる。 さらに、ディレクトリ名が変な文字化けする現象もなくなった。(^_^)
OneDrive for Business を Mac で使おうとすると、 OneDrive と別なアプリをインストールする必要があるけど、 同じような処理をするのにわざわざ2つのアプリを入れるのはなんか勿体無い。
調べてみると、OneDrive だけで、OneDrive for Business のアカウントの 複数アカウントを使えるみたい。
まずは、OneDrive を Apple の AppStore からインストールする。
OneDrive で "… for Business"を使えるようにするには、 (一旦 OneDrive を停止させる)
OneDrive for Business を使えるように
コマンドラインを起動して
$ defaults write com.microsoft.OneDrive-mac DefaultToBusinessFRE -bool True $ defaults write com.microsoft.OneDrive-mac EnableAddAccounts -bool True
OneDrive for Business のアカウントを追加
OneDrive for Business でアカウントを追加すると、 "OneDrive – \uXXXX\uYYYY…" といった 長いディレクトリ名を作ってすごく扱いづらいし、 ホームディレクトリが見苦しいので、…for Business 用の長い名前を 格納するフォルダを作って、ホームディレクトリから判りやすい名前で リンクを張ることにした。
ビジネスアカウントの名称なんだろうけど、文字コードが表示できないから \uXXXX になっている。 扱いづらいに変わりはない。
$ mkdir ~/OneDriveBusiness
改めて、OneDriveを起動すると…
…for Business の設定をしているので、 "ビジネスアカウントの追加"が追加されている。
ここで、Office 365 のビジネスアカウントを登録する。 この時に、ディレクトリの作り先に、先に指定した"OneDriveBusiness"を指定。 この中に先ほどの、"OneDrive – \uXXXX\uYYYY…"が作られる。
$ ln -sf OneDriveBusiness/OneDrive\ -\ \uXXXX\uYYYY.../ OneDrive-zzz $ ls OneDrive-zzz Office 365 ビジネスアカウントのフォルダの中身 :
ディレクトリ内のファイルを直接さわれない
以前使っていた OneDrive for Businness Mac より バージョンが上がっているのか、Finder で このドライブ内のファイルを触ろうとすると、 ファイルが開けない。Word,ExcelといったOffice 2016 の OneDrive 内のファイルを 開く機能を使うと問題なく開くことができる。 Windows 版なら、エクスプローラでローカルファイルをクリックしても開けるから、 Mac 版の方が先進的技術を取り入れているんだろうと思われる。