icinga が最新パッケージではサポートされていないので、icinga2 や zabbix をインストールしようとしたけど、データベースの初期化やらが面倒で上手く動かせていない。でも改めて確認したら、nagios3 から 更新しようとしたけど一度諦めた nagios4 のパッケージがインストールしやすくなっていた。しかもDebian12(bookworm)でも使える。
もともと、icinga は nagios からの派生だし、nagios3時代の名残りのファイルも残ってたし、設定ファイルのそれなりの変更は必要だったけど、監視コマンドなどの設定はそのまま流用できた。
設定ではまったこと
設定がそれなりに完成したけど、最初警告メールが飛ばずに悩んだ。
原因は、サービスの設定ファイルのテンプレート generic-service だった。いい加減な設定でメールが飛ぶのを防ぐために、templates.cfg で設定している generic-host や generic-service をそのままサービス監視の定義に使うと、テンプレートの設定の generic-service の定義の最後についている “register 0” によって、これはテンプレートだから…ということで、通知などの機能が動かない様になっている。
そこで generic-service から派生させた local-service などを使うべき。
# ダメなサービス定義 define service{ use generic-service ; Name of service template to use host_name localhost : } # 有効なサービス定義 define service{ use local-service ; Name of service template to use host_name localhost : }
もう少し調整したいところもあるけど、ひとまず使えるようになってきた。