自宅サーバでは、丹南ケーブルの自分宛の spam だらけのメールを捨てるために、夜中に fetchmail を起動するようにしている。
状況
しかし、最近 「別の fetchmail が動いているのでエラー」が発生している。確認をすると、自分の ID の fetchmail が daemon にて動いている。
fetchmail --nodetach --daemon 300
よくよく調べると login 時に、 “systemctl –user start fetchmail.service” にて起動される様子。
対応
システム全体の systemctl –user での起動は、/etc/systemd/user/default.target.wants にて管理されていて、以下のようなリンクが張られている。
fetchmail.service -> /usr/lib/systemd/user/fetchmail.service
ということで、以下のコマンドで勝手に起動される fetchmail を抑止する。
$ cd /etc/systemd/user/default.target.wants $ sudo rm fetchmail.service
正しい systemd での設定方法
今回は、こういう力任せの方法をとったけど、こちらの資料を見ると、以下のやり方が正しい方法っぽいな。試しに、リンクを元に戻して下記コマンドを実行すると、リンクを消してくれていた。
$ sudo systemctl --global disable fetchmail.service
“~/.config/systemd/user/*” にユーザ独自にサービスを登録するのなら、”systemctl –user enable oooo.service” を実行する。
“/etc/systemd/user/default.target.wants” を変更するなら “systemctl –global enable(or disable) oooo.service” を実行する。