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ntpが正しく動かなくなった

ntp サーバが正しく動かない

NTPが正しく動いていない。nagios で、check_ntp_peer コマンドにて、NTP サーバの動作を検証しているが、

# /usr/lib/nagios/plugins/check_ntp_peer -H 127.0.0.1
NTP CRITICAL: Server not synchronized, Offset unknown|offset=0.000000s;60.000000;120.000000;

にて、同期がとれていないとのメッセージ。いろいろと、/etc/ntp.conf を触ってみるが、うまく動いていない。

ntp プロセスを確認すると、

# ps ax | grep ntp
9999 ? Ssl  0:00 /usr/sbin/ntpd -p /var/run/ntpd.pid -g -c /run/ntp.conf.dhcp -u 122:130

となっていて、設定ファイル /etc/ntp.conf を参照せずに、/run/ntp.conf.dhcp を読み込んでいる。この設定ファイルでは、dhclient で DHCP にて IP アドレスをもらう際に、ntp-server が指定されていたら、それを使うための設定らしい。じゃあ、この /run/ntp.conf.dhcp を作っているのはだれ?となる。

NetworkManager が原因

色々と確認したら、NetworkManager が原因のようだ。NetworkManager が管理しているデバイスだと、上記の余計な設定をしてくれるらしい。時期的には、Debian/bookworm に切り替えて、普通に upgrade したら、NetworkManager の機能が増えたんだろう。

eth0 を NetworkManager の管理から外すと無事に動き出す

ということで、NetworkManager が eth0 の設定を触らないようにさせる。

((( /etc/systemd/network/eth0.network で固定アドレスを割振る設定 )))
[Match]
Name=eth0
[Network]
Address=192.168.xx.2/24
Gateway=192.168.xx.1

((( /etc/NetworkManager/conf.d/99-unmanaged-devices.conf )))
[keyfile]
unmanaged-devices=interface-name:eth0

((( NetworkMangaerを再起動 )))
# systemctl reload NetworkManager

((( NetworkManagerの確認 )))
# nmcli device status 
DEVICE  TYPE      STATE     CONNECTION
eth0    ethernet  管理無し  --
lo      loopback  管理無し  --

((( ntpの起動状態を確認 )))
# ps ax | grep ntp
9999 ? Ssl  0:00 /usr/sbin/ntpd -p /var/run/ntpd.pid -g -u 122:130

ということで、無事に eth0 が NetworkManager の管理から外れ、ntp が正しい設定ファイル /etc/ntp.conf を読むようになった。

でも、”ps ax” を試すと、”dhclient eth0″ が動いている。どうも、IPアドレスの設定がおかしい。以前に、nmcli コマンドを試したときのゴミが残っているのかな。設定情報のファイルを編集。

(((  /etc/NetworkManager/system-connections/eth0.nmconnection )))
[connection]
id=static        <-- ここが eth0 と書かれていた。ここは、dhcp か static になるべき。
uuid=xxxxxxxxxxx
type=ethernet
interface-name=eth0
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