homebridgeで家電制御
iOS 10 で HomeKit のアイコン表示されたし、Siriから家庭内の家電制御ができないかと試してみた。 HomeKit 互換でフリーの実装の homebridge があるみたいなので、 インストールし、設定を行った。
homebridge-cmd を使うと、電源のON/OFFの制御なら、コマンドラインで呼び出せる処理を 起動できる。
{ "bridge": { "name": "perrine", # ホスト名? "username": "CC:22:3D:E3:CE:30", # 特になんでもいい。 "port": 51826, "pin": "031-45-154" }, "description": "HomeControl by Tira-2", "accessories": [ { "accessory": "CMD", "name": "テレビ", "on_cmd": "/usr/bin/sg dialout -c \"/usr/local/bin/Tira-2.py --remote=regza --transmit=power\"", "off_cmd": "/usr/bin/sg dialout -c \"/usr/local/bin/Tira-2.py --remote=regza --transmit=power\"" }, { "accessory": "CMD", "name": "チューナー", "on_cmd": "/usr/bin/sg dialout -c \"/usr/local/bin/Tira-2.py --remote=catvstb --transmit=power\"", "off_cmd": "/usr/bin/sg dialout -c \"/usr/local/bin/Tira-2.py --remote=catvstb --transmit=power\"" } ] }
参考記事だと、制御には insteon+ を使うとの記事が多かったけど、 homebridge を起動して制御させようとするが、機器を認識してくれない。
username とかを色々と試してみたけどダメだったけど、insteon+ を使わずに、 基本の HomeKit アプリを起動したら、あっさり認識。
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homebridgeのメモ
iOS 10 に切り替えると、"HomeKit" のアイコンが増える。 家庭内のライトやテレビといった機器のON/OFF制御などが できる機能。
で、調べてみたけど、海外ではそれなりの機器が出ている ようだけど、AmazonやAppleで調べてみても、 電球型のHomeKit対応ライトと言った程度で、便利さを 感じるようなものが出ていない。
我が家では、Tira2 という赤外線リモコンで、家電制御など を使っているので、Siri に「テレビをつけて」をやってみたいと 考えてしまう。
調べてみると、"homebridge"という互換ソフトが出ているみたい。 node.js をベースにしたソフトらしい。
ということで、ひとまず node.js とかを入れてみた。
((node.jsのインストール)) $ sudo aptitude install nodejs npm $ sudo ln -sf /usr/bin/nodejs /usr/bin/node
((homebridgeのインストール)) $ sudo npm install -g homebridge ((コマンドラインベースの命令を呼び出すモジュール)) $ sudo npm install -g homebridge-cmd or $ sudo npm install -g homebridge-cmdswitch2
でも、node.js のことをさっぱり解っていないので、 あとの作業用に、ココまでをメモ。
debianでletsencrypt.shを使ってみた
無料で、SSL鍵を利用できる let's encrypt というソフトが Debian でも使えるようなので、 試してみました。まずは、必要なソフトのインストール。
# aptitude install letsencrypt.sh letsencrypt.sh-apache2
基本は /etc/letsencrypt.sh/config.sh を修正してもいいが、 /etc/letsencrypt.sh/conf.d の中に *.sh の拡張子で設定を保存すると 書いてあるので、 連絡用のメールアドレスなどの登録情報は、この中に保存。
(( /etc/letsencrypt.sh/conf.d/contact_mail.sh )) CONTACT_EMAIL=連絡用メールアドレス
letsencrypt.sh のデータは、/var/lib/letsencrypt.sh/ に保存され、 取得するドメインは、以下のファイルに記載しておく。
(( /var/lib/letsencrypt.sh/domains.txt )) ドメイン
# mkdir /var/lib/letsencrypt.sh/certs # /usr/bin/letsencrypt.sh -c
(出力) # INFO: Using main config file /etc/letsencrypt.sh/config.sh # INFO: Using additional config file /etc/letsencrypt.sh/conf.d/contact_mail.sh + Generating account key... + Registering account key with letsencrypt... Processing ドメイン + Signing domains... + Creating new directory /var/lib/letsencrypt.sh/certs/ドメイン ... + Generating private key... + Generating signing request... :
できあがった、SSL の情報を Apache に設定する。
(( /etc/apache2/sites-available/default-ssl.conf )) SSLCertificateFile /var/lib/letsencrypt.sh/certs/ドメイン/cert.pem SSLCertificateKeyFile /var/lib/letsencrypt.sh/certs/ドメイン/privkey.pem SSLCertificateChainFile /var/lib/letsencrypt.sh/certs/ドメイン/chain.pem # /etc/init.d/apache2 restart
あとは定期的に更新
SSL鍵は、流石に無償だし、有効期限が短い。 定期的に更新が必要。今回は一ヶ月毎に更新。
(( /etc/cron.d/update-letsencrypt )) #m h D M W user command 0 3 1 * * root test -x /usr/bin/letsencrypt.sh && /usr/bin/letsencrypt.sh -c
movabletype-opensourceのCGI制限
自宅のBLOGは、movabletype-opensourceを使っているけど、 一応、サポート切れとなっているため、脆弱性攻撃を受ける可能性もある。 ただ、攻撃といっても、CGI の呼び出し経由だし、コメントやトラックバックも SPAMが多くて使っていないので、記事編集は自宅内のみと割り切って、 アクセス制限を加えてみる。
Alias /mt-static /usr/share/movabletype/static <Directory /usr/lib/cgi-bin/movabletype> # 初期設定の時だけ <Files mt-wizard.cgi> <IfVersion >= 2.3> Require all denied </IfVersion> <IfVersion < 2.3> Deny from all </IfVersion> </Files> # コメントトラックバック <FilesMatch "mt-(comments|tb)\.cgi$"> Require ip 127.0.0.1 192.168.0.0/16 </FilesMatch> # データ連携 <FilesMatch "mt-(data-api|feed|xmlrpc|atom)\.cgi$"> Require ip 127.0.0.1 192.168.0.0/16 </FilesMatch> # 検索機能は制限せず #<FilesMatch "mt-(ftsearch|search)\.cgi$"> # ### Require ip 127.0.0.1 192.168.0.0/16 #</FilesMatch> # その他 <FilesMatch "mt-(check|testbg|upgrade)\.cgi$"> Require ip 127.0.0.1 192.168.0.0/16 </FilesMatch> # 基本機能 <FilesMatch "mt\.cgi$"> Require ip 127.0.0.1 192.168.0.0/16 </FilesMatch> </Directory>
HTTP/2の有効化
ネットの記事で、Chrome の SPDY サポート打ち切りなどが 記載されていて、HTTP/2 への移行が進んでいるらしい。
ということで、自宅サーバがどうだっけ?ということで調べると、 HTTP/2 は a2enmod されていないみたい。
(( HTTP/2のモジュールの有効化 )) $ sudo a2enmod http2 $ sudo systemctl restart apache2.service
トップページの reload をかけてみたけど、速くなった気がする。 自宅トップページは、リンク集的によく使うサービスのアイコンを並べてあるけど、 こういう小さいデータは効果がでるはず。
# 気のせいかもしれんけどぉ〜
ifupdown2 のトラブル
ソフトの更新とかかけていて、久々に reboot をかけたら、 パソコンなどが、ネットワークにつながらずトラブル。
確認すると、dhcpd サーバが動いていない。設定ファイルなどを みるけど、特に問題もない。 おかしいおかしいと改めて 確認していると、上流ルータへの ping が通らないことも判明。
理由が分からず、色々動かしていると、eth0 が起動していない(link upしていない)。 ifup eth0 を手作業で実行して、設定をさらに調べていると、 ping 127.0.0.1 さえも通らず、localhost さえ link up していない。
こうなると、/etc/init.d/networking がおかしい…と思うけど、 このご時世は、systemd になっている。なんだかよくわかんないけど、 systemctl -a とかを実行したら、 networking が inactive dead って 表示されている。 そういえば、ひと月ほど前、 ifupdown2 なんていう パッケージに更新した記憶があるし、 どうもこれが原因。
# aptitude install ifupdown
を実行して、再起動したら、すべてがようやく元通り。
nagios3からicingaに移行
自宅サーバは Debian/testing で運用しているけど、 "aptitude safe-upgrade"しても、大量の保留。
試しに"aptitude full-upgrade"を実行すると、nagios3 が perl-5.20 に 依存していて、 perl 関連のライブラリがこぞって保留となっている。
icingaに切り替え
nagios4 とかがあるかと思って、"aptitude search nagios"を実行すると、 pnp4nagios なるものがひっかかり、インストールをしようとすると、 "icinga" を入れようとする。モニタリングは icinga が担当しているようで、 設定ファイルもほとんど nagios と同じ。 pnp4nagios は、表示を担当するようだけど、 内部で使う mysql とかの設定が悪いのか、 動かない。 ひとまず、icinga でも状況は確認できるので、pnp4nagios はやめておく。
自宅では、室内の温度センサーが一定気温を越えたらメールさせるとか、 アホなルータが間違ってDHCPを起動させていないとか、独自チェックも させているので、 手間取るかとおもったが、無事移行ができた。
external commandが実行できない
nagios3をセッティングした時とまるっきり同じ症状だけど、監視の一時停止などを行う、 インタフェースが動かない。 設定がオフになっているのと、 処理を起動するためのパイプが入っているディレクトリの アクセス権限の問題なので、設定を変更。 この手の設定は、nagios3 を icinga に読み替えるだけなのは、nagios の fork だから、そのまんま。
(( /etc/icinga/icinga.cfg )) check_external_commands=1 $ sudo dpkg-statoverride --update --add nagios www-data 2710 /var/lib/icinga/rw $ sudo dpkg-statoverride --update --add nagios nagios 751 /var/lib/icinga
sambaで書き込み不可
Debianを使っていると長年稼働させるから、古い設定ファイルで トラブルが起こることが多い。samba でもその傾向があるのか、 /etc/samba/smb.conf.ucf-dist が反映されず残ってる。
ということで、古い設定ファイルをバックアップして、 smb.conf.ucf-dist を極力触らずに設定ファイルを更新していた。
でも、いざ共有フォルダに書き込もうとしたら、書き込み失敗。 確認したら、"[homes] read only = yes"になってた。
pop3-login PLAINだめだこりゃ
メール録画予約で、予約メールの確認方法が pop3 で、apop か PLAIN しか使えないので、 自宅サーバ上に、pop3 / PLAIN 接続ができるようにした。 しかし、半日ほど運用していると、プロセス数がなんか多い。
"ps ax"で確認すると、"dovecot/auth -w"の量が定常的に30件ほど出てくるようになった。 何らかのプロセスがブロックしているのかと思ったら、プロセス数は増えたり減ったり。 ブロックしているなら、時間と共に増加傾向があるはず。そこで syslog を見ると、
Oct 17 16:15:05 hostname dovecot: pop3-login: Aborted login (auth failed, 1 attempts in 20 secs): user=, method=PLAIN, rip=37.49.224.10, lip=192.168.xx.xx, session=<bg+4qkciNAAlMeAK>
みたいなのが、続々と表示される。攻撃相手のアカウント探しみたい。 ファイアウォールで dovecot 関連は、pop3s に限っていたとはいえ、 こういう攻撃をうけるのね。
早々に、dovecotでPLAINを禁止し、FireWallのpop3sを閉じ、メール録画予約も取りやめ。 確認のために、前述の dovecot のLOGを確認すると、どうも中国人が利用しているサーバを想定したパスワード探索をしている。
145 user=liu, 145 user=lee, 145 user=huang, 145 user=chen, 116 user=yu, 116 user=yang, 116 user=wu, 116 user=wang, 116 user=lu, 116 user=lin, 116 user=li, 116 user=cheng,