Wi-Fi経由の勝手な接続などの検出ということで、arpwatchを使っていたけど、 携帯で3G経由で使った後だと、そのアドレスでWi-Fi接続を試すため、 いちいち警告メールが届くのが紛らわしい。 そこで、別のARP監視システムを探してみた。
arpalert は、監視して whitelist とか、発見時のスクリプトを指定できるので、 もう少しきめ細かな警告ができそう。
Debianのパッケージで入れて、警告時に起動するスクリプトに、付属のスクリプトを修正して登録してみた。動かすとサーバ自体の警告メッセージが送られてきた。 原因は、古いサーバとの互換性を考えて、1つのインタフェースに2つのIPアドレスを割り振っているためだった。チェックの度に、2つのアドレスで変わっているとみなされている。 しかたがないので、maclist.allow の最後に、ip_change フラグを付けて、 アドレス変化を無視させる。
(( インストール )) # aptitude install arpalert (( /etc/arpalert/arpalert.conf )) Debianのパッケージをそのまま。 (( /etc/arpalert/maclist.allow )) xx:xx:xx:xx:xx:xx 192.168.xx.xx eth0 xx:xx:xx:xx:xx:xx 192.168.xx.yy eth0 ip_change xx:xx:xx:xx:xx:xx 192.168.xx.zz eth0 ip_change (( /etc/default/arpalert )) ARGS="-e /etc/arpalert/send_alert.sh" (( メール送信のひな形をコピー )) # cp /usr/share/doc/arpalert/examples/scripts/contribs/send_alert.sh /etc/arpalert/ (( /etc/arpalert/send_alert.sh )) #!/bin/sh # Intruder MAC address intruder_MAC=$1 # Intruder IP address intruder_IP=$2 # Alert Type intruder_AlertType=$5 # Ethernet Vendor intruder_Vendor=$6 # Mail recipient mail_To="root" date=`LANG=C /bin/date` # Subject mail_Subject="[arpalert] IP/MAC alert" # Body and send mail cat << EOF | mail -s "$mail_Subject" $mail_To [arpalert] Intruder Detected Intrusion time stamp : $date Intruder IP Address : $intruder_IP Intruder MAC Address : $intruder_MAC Type of alert : $intruder_AlertType Ethernet Vendor: $intruder_Vendor EOF