Homebridgeでチャンネル切替
HomeBridge が便利で TV などの電源制御ができて面白い。 Siri に "テレビをつけて" で電源が入るのは、 とても便利。
だけど、TVを見ていたら、チャンネルを切り替えられたら便利だけど、 "○○放送にチャンネルを変えて"を使うには、 "homebridge-samsungtv-control"みたいな モジュールじゃないと難しそう。 ソースを読んで…とも思ったけど、断念。
でも、よく考えたら、"日本テレビにチャンネルを変えて"ではなくて、 "日本テレビをつけて"と Siri に 話しかけるのはそれなりに自然だし、 これなら、"homebridge-cmdswitch2" の on_cmd で充分じゃん。
ということで、以前に設定していた電源制御の設定のところに、 以下のように各チャンネルの変更機能だけのデバイスを書き並べる。
{ "name": "NHK", "on_cmd": "/usr/local/bin/Tira-2.py --remote=regza --transmit=1" }
CATVだと、主要チャンネル全部を書き並べるのは大変だし、 地デジとCATVのよく見るチャンネルのみ。
Siri向けに設定できないチャンネル
改めてチャンネルを登録してみたけど、ケーブルテレビの「ムービープラス」を登録して、 Siri に「ムービープラスをつけて」と言うと、映画館検索が動いて「プラスという映画はありません」っておっしゃる。 同じく「スーパードラマTV」を登録したら、 スーパーに反応しているのか、スーパー戦隊モノのリンクを表示して、チャンネル切り替えられず。(^_^; 「キッズステーション」もステーションに反応してマップの乗り換え検索を起動しようとするようでダメ。
Linux kernel 4.8.11-1 に更新したらトラブル
Linux のカーネルのバージョンを 4.8.11-1(module では 4.8.0-2-amd64) にあげたら、自宅で動かしていた赤外線リモコン制御システムやら、 予定を eabadge に表示するシステムやら、munin の cpufreq やらが 動かなくなっていた。
シリアルポートの制御のエラーメッセージが出ていたので Perl の serialport が 動かなくなったのかと調べていたけど、シリアルポートデバイスが 見つからない。んで、udev の rules ファイルのトラブルを 疑ったけどこれまた外れ。
最終的に、usbserial のカーネルモジュールが認識されていないので、 "modprobe usbserial" を実行したら、カーネルモジュールが 見つからないとか訳の分からない状態。
しかたがないので、"depmod -a"を実行したら、ようやく認識してくれた。
たぶん、linux-image-4.8.0-2 を入れるタイミングで、depmod も更新 がかかったけど、依存関係のミスで depmod に失敗していた…. といった原因かな。
cec-clientをhomebridgeから制御
今までは、iOS の HOME 機能を、linux環境で動くフリー実装の homebridge を使って、赤外線リモコンを制御していた。 しかし、AV機器のON/OFFでは、電源ボタンでON⇒OFFなのかOFF⇒ON なのか分からない。このため、ネットワーク対応の機器だし、 ping の結果に応じて 電源ボタン信号を出していた。
ただ、TVなどは、電源OFFの状態でも、EPG情報取得などのために OS が動いているため、OFF 状態の判定に失敗する。
そこで、先日見つけた HDMI 経由から制御信号を送る cec-client を試してみた。cec-client では、機器のON/OFF を判定しているので、 確実に ON/OFF できるはず。cec-client は、サーバ機では使えなかったので、 Raspberry-Pi を使ってみた。
$ echo "on 1" | cec-client -d 1 -s # 1番機器をON $ echo "standby 2" | cec-client -d 1 -s # 2番機器をOFF $ echo "scan" | cec-client -d 1 -s # 機器一覧をスキャン
device #0: TV ← REGZA address: 0.0.0.0 vendor: Toshiba osd string: TV power status: on device #1: Recorder 1 ← VARDIA address: 2.0.0.0← HDMI入力ソース番号 vendor: Toshiba osd string: RD-S502 power status: standby ← 電源状態 device #2: Recorder 2 ← Raspberry-Pi address: 1.0.0.0 vendor: Toshiba osd string: CECTester power status: o device #3: Tuner 1 ← CATV-STB address: 1.0.0.0 vendor: Panasonic osd string: Tuner 1 power status: on device #4: Playback 1 ← PS4 address: 3.0.0.0 vendor: Sony osd string: PlayStation 4 power status: standby
AVソースの切り替え
今までは、赤外線リモコン信号で、ON/OFF を制御していたので、 HDMI 連動設定をしているおかげで、ケーブルTVのチューナーON で、テレビの電源も ON となり、さらにビデオ入力も対象機器に 切り替わる。
ただ、cec-client に切り替えたら、機器の制御信号をだすのが、 別機器なので、TV電源連動や、ビデオ入力切替連動とならない。
しかたがないので、TVのビデオ入力切替信号も出してみる。
echo "tx 2f:82:10:00" | cec-client -d 1 -s # 2番のHDMIデバイス(raspberry-pi)から、 # 全デバイス宛て(f番)の信号で、 # 82 映像切替コマンドを送る。(TOSHIBA REGZAの場合) # 10:00 は、ビデオ切り替えの番号
SoftEther VPNを導入
iOS10,macOS Sierraを導入すると、PPTP-VPNが使えなくなるようで、 Buffalo のVPN機能が使えなくなる。 ということで、Mac環境に macOS Sierra の導入ができなかった。
そこで、strongswan VPN サーバを導入しようと、色々試していたけど、失敗。 であればということで、SoftEther VPN(オープンソース版)を入れてみた。 色々試行錯誤のなか、ようやく動くようになった。
さあ、今から macOS Sierraをインストールするぞ。
職場のメインマシンには、ScanSnap のスキャナがあるけど、 macOS Sierraでトラブル報告があるので、 まずは、MacBook Air で試してみよう。
systemd.networkの設定
職場から自宅サーバを触っていて、reboot が必要そうなので、 再起動をかけたら、サーバが復帰せずびびった。 Debian が systemd に移行したけど、相変わらず /etc/init.d を使って作業をしていたけど、 ネットワークの設定の方法が変わったのね。 /etc/network/interfaces のファイルだけでメンテナンスしてたけど、 /etc/systemd/network/*.network で設定するのね。
これらの設定を移行してなかったので、ネットワークが設定されず、 DHCPが動かない(自宅内のネットワーク機器全滅)。 同じく Web , mail , ….総崩れ。(x_x;;
systemdのネットワーク設定
(( /etc/systemd/network/eth0.network )) [Match] Name=eth0 [Network] Address=192.168.XX.XX/24 Gateway=192.168.XX.YY
設定の有効化
# systemctl enable systemd-networkd
systemsのresolve設定
systemdの設定ファイルを修正
(( /etc/systemd/resolved.conf )) [Resolve] DNS=192.168.XX.YY Domains=example.jp
設定を有効にする。
# mkdir /run/systemd/resolv # cp /etc/resolv.conf /run/systemd/resolv/resolv.conf # ln -sf /run/systemd/resolv/resolv.conf /etc/resolv.conf # systemctl enable systemd-resolved.service # systemctl restart systemd-resolved.service
homebridgeで温湿度も取れる
homebridgeが面白い。plugin 揃ってるので、 部屋の温度湿度をとれるようにしてみた。 データは、サーバに接続している温湿度センサーの usbrh 。
usbrh のデータを、プラグイン homebridge-httptemperaturehumidity で 読み取れるようにしてみた。
<?php header( "Content-Type: application/json; charset=utf-8" ) ; $data = shell_exec( "/usr/local/bin/usbrh" ) ; if ( preg_match( "/^([\d\.]+)\s([\d\.]+)$/" , $data , $match ) ) { print "{\n\"temperature\": ".$match[1].",\n\"humidity\": ".$match[2]."\n}\n" ; } ?>
homebridgeで家電制御
iOS 10 で HomeKit のアイコン表示されたし、Siriから家庭内の家電制御ができないかと試してみた。 HomeKit 互換でフリーの実装の homebridge があるみたいなので、 インストールし、設定を行った。
homebridge-cmd を使うと、電源のON/OFFの制御なら、コマンドラインで呼び出せる処理を 起動できる。
{ "bridge": { "name": "perrine", # ホスト名? "username": "CC:22:3D:E3:CE:30", # 特になんでもいい。 "port": 51826, "pin": "031-45-154" }, "description": "HomeControl by Tira-2", "accessories": [ { "accessory": "CMD", "name": "テレビ", "on_cmd": "/usr/bin/sg dialout -c \"/usr/local/bin/Tira-2.py --remote=regza --transmit=power\"", "off_cmd": "/usr/bin/sg dialout -c \"/usr/local/bin/Tira-2.py --remote=regza --transmit=power\"" }, { "accessory": "CMD", "name": "チューナー", "on_cmd": "/usr/bin/sg dialout -c \"/usr/local/bin/Tira-2.py --remote=catvstb --transmit=power\"", "off_cmd": "/usr/bin/sg dialout -c \"/usr/local/bin/Tira-2.py --remote=catvstb --transmit=power\"" } ] }
参考記事だと、制御には insteon+ を使うとの記事が多かったけど、 homebridge を起動して制御させようとするが、機器を認識してくれない。
username とかを色々と試してみたけどダメだったけど、insteon+ を使わずに、 基本の HomeKit アプリを起動したら、あっさり認識。
homebridgeのメモ
iOS 10 に切り替えると、"HomeKit" のアイコンが増える。 家庭内のライトやテレビといった機器のON/OFF制御などが できる機能。
で、調べてみたけど、海外ではそれなりの機器が出ている ようだけど、AmazonやAppleで調べてみても、 電球型のHomeKit対応ライトと言った程度で、便利さを 感じるようなものが出ていない。
我が家では、Tira2 という赤外線リモコンで、家電制御など を使っているので、Siri に「テレビをつけて」をやってみたいと 考えてしまう。
調べてみると、"homebridge"という互換ソフトが出ているみたい。 node.js をベースにしたソフトらしい。
ということで、ひとまず node.js とかを入れてみた。
((node.jsのインストール)) $ sudo aptitude install nodejs npm $ sudo ln -sf /usr/bin/nodejs /usr/bin/node
((homebridgeのインストール)) $ sudo npm install -g homebridge ((コマンドラインベースの命令を呼び出すモジュール)) $ sudo npm install -g homebridge-cmd or $ sudo npm install -g homebridge-cmdswitch2
でも、node.js のことをさっぱり解っていないので、 あとの作業用に、ココまでをメモ。
debianでletsencrypt.shを使ってみた
無料で、SSL鍵を利用できる let's encrypt というソフトが Debian でも使えるようなので、 試してみました。まずは、必要なソフトのインストール。
# aptitude install letsencrypt.sh letsencrypt.sh-apache2
基本は /etc/letsencrypt.sh/config.sh を修正してもいいが、 /etc/letsencrypt.sh/conf.d の中に *.sh の拡張子で設定を保存すると 書いてあるので、 連絡用のメールアドレスなどの登録情報は、この中に保存。
(( /etc/letsencrypt.sh/conf.d/contact_mail.sh )) CONTACT_EMAIL=連絡用メールアドレス
letsencrypt.sh のデータは、/var/lib/letsencrypt.sh/ に保存され、 取得するドメインは、以下のファイルに記載しておく。
(( /var/lib/letsencrypt.sh/domains.txt )) ドメイン
# mkdir /var/lib/letsencrypt.sh/certs # /usr/bin/letsencrypt.sh -c
(出力) # INFO: Using main config file /etc/letsencrypt.sh/config.sh # INFO: Using additional config file /etc/letsencrypt.sh/conf.d/contact_mail.sh + Generating account key... + Registering account key with letsencrypt... Processing ドメイン + Signing domains... + Creating new directory /var/lib/letsencrypt.sh/certs/ドメイン ... + Generating private key... + Generating signing request... :
できあがった、SSL の情報を Apache に設定する。
(( /etc/apache2/sites-available/default-ssl.conf )) SSLCertificateFile /var/lib/letsencrypt.sh/certs/ドメイン/cert.pem SSLCertificateKeyFile /var/lib/letsencrypt.sh/certs/ドメイン/privkey.pem SSLCertificateChainFile /var/lib/letsencrypt.sh/certs/ドメイン/chain.pem # /etc/init.d/apache2 restart
あとは定期的に更新
SSL鍵は、流石に無償だし、有効期限が短い。 定期的に更新が必要。今回は一ヶ月毎に更新。
(( /etc/cron.d/update-letsencrypt )) #m h D M W user command 0 3 1 * * root test -x /usr/bin/letsencrypt.sh && /usr/bin/letsencrypt.sh -c