Linux の cups プリンタを Windows で利用

ママノートで無線 LAN 経由でプリンタを使いたいけど、 USB経由でプリンタのつながれている Windows マシンは、 電源を切ってあることも多く、ちょっとプリンタを使うときに不便。 そこで、USB ポートの手動切替器を購入し、通常は Linux サーバに プリンタを接続しておくことにした。

Linux 環境で PM-A850 の認識

以前の設定で、EPSON のプリンタは接続できるようにしておいたが、 いざ印刷しようとすると、うまく動かなかった。 細々と設定を直したけど、何だったっけ? ともかく印刷できるようになった。

Windows 環境から cups へ印刷

Debian と Windows 間でのプリンタ共有 mini-HOWTO を参考に、/etc/cups/mime.convs , /etc/cups/mime.types , /etc/cups/cupsd.conf を 修正する。

しかし、クライアント側の Windows 機でネットワークプリンタの設定をしても、 「印刷するポート」欄が正しく Samba printer を認識せず、うまく印刷できない。 このため、ネットワークプリンタが動かなかった時に表示された トラブルシューティングの説明にある 「ローカルポートをネットワークプリンタ共有用に割り当てる」方法をとる。

> net use LPT1: /d                                    # LPT1:がすでに割り当てられているとき
> net use LPT1: \\192.168.2.2\pma850 /PERSISTENT:YES  # LPT1:に samba 共有を割り当てる

この後、ネットワークプリンタを作った際の 「プロパティ」「ポート」「印刷するポート」 にて、LPT1 を設定する。 "/PERSISTENT:YES" は、次の Login 時にも再接続させるための設定

どのユーザでも LPT1: がネットワークプリンタとなるために

ママノートは上記の設定にて、印刷できる。 しかし、このプリンタの割り当てでは、各ユーザ毎に設定しなければいけない。 そこで、ドメインの logon 時のスクリプトで、割り当てをしたい。

≪ Samba の logon script にて、≫
echo off
net time /setsntp:192.168.2.2         # 時計の同期
net use W:    \\192.168.2.2\Windows   # Windows関係の共通ファイル
net use LPT1: \\192.168.2.2\pma850    # ネットワークプリンタ
 

2017年2月

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このページは、T-Saitohが2005年2月28日 00:00に書いたブログ記事です。

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