LinuxをiTunesのサーバにする
元記事を参考に iTunes 対応のプログラムをインストールしてみる。
# apt-get install mdnsresponder/testing howl-utils/testing libhowl0/testing libhowl-dev/testing libid3tag0/testing libid3tag0-dev/testing libgdbmg1 libgdbmg1-dev ≪ /etc/mdnsresponder/mDNSResponder.conf ≫ "iTunes Server" _daap._tcp none 3689
mt-daapd のインストール
mt-daapd のソースディレクトリを見ると、debian 向けの directory が作ってある。 そこで、dpkg-buildpackages で作成する方が、 後々メンテナンスが簡単なので利用する。
$ wget http://....../mt-daapd-0.2.1.1.tar.gz $ tar zxvf mt-daapd-0.2.1.1.tar.gz $ cd mt-daapd-0.2.1.1 $ su # dpkg-buildpackage -d -rfakeroot # dpkg -i mt-daapd_0.2.1.1-1_i386.deb # update-rc.d mt-daapd defaults 99 # /etc/init.d/mt-daapd start ≪ /etc/mt-daapd.conf ≫ admin_pw XXXXXXXX ←ご自由に mp3_dir /var/Windows/Music/MP3
後は、http://localhost:3689/ にアクセスして User: admin , Password: XXXXXXXX にて認証後、 自由に設定が触れる。 しかし、ファイル名の漢字コードが EUC-JP だと、文字化けが発生してうまく動作しない。
ファイル名を異なる iocharset に見せる
そこで、mt-daapd に対して、ファイル名を UTF-8 に見せかける方法をとる。 mp3_dir に指定しているディレクトリは、元々 Samba 共有をかけているので、 smbfs でマウントし、utf8 に見せかける。
≪ /etc/auto.windows ≫ music -fstype=smbfs,username=guest,password=,codepage=cp932,iocharset=utf8 ://localhost/Music
これにより iTunes にて正しく日本語のファイル名で表示されるようになる。 しかし、ファイル→samba→smbmount→mt-daapd→iTunes というまどろっこしい変換を経由しているので、 読み取り速度が遅いため、iTunes が正しくファイルを演奏できない。 これじゃ、意味無いじゃん。