802.11nの距離性能の良さと、802.11g/a の分離/混在の製品が出ていることから、 Buffalo WZR-HP-G300NHに更新する。 お古になったルータは、以前からお古のゲームをくれる 親戚のお兄ちゃんにお返しの予定。
iフィルタのトラブル
設定の間にネットが切れると、いざトラブルに絡んだ検索ができなくなるので、 WANを繋がない状態でMACアドレスフィルタの情報や、基本設定を行う。 その後、ルータを切り替えるが、繋がらない。 WAN側のページを見ると、ルータ内臓のコンテンツフィルタの「iフィルタ」の設定画面 に強制的に飛ばされ、「iフィルタを使わない」を選ぶんだけど、設定が保存されない。
調べてみると、G300NHのDHCPから取得したアドレスで設定を行わないと、
正しくページ遷移ができないのが原因。
自宅LANは、自宅サーバのDHCPを使ったMACアドレス割り付けの固定アドレスを使っている。
さらに自宅内DNSサーバでホスト名を割り振っていて、G300NHのDHCPが吐くBuffalo.setupという
ホスト名が分らなくなるのが原因。
ということで、
(/etc/bind/named.conf.options) options { : forwarders { // 202.127.80.1; プロバイダのDNSサーバ // 202.127.80.1; の設定を消す。 192.168.2.1; DNS問い合わせをルータに }; : };
MRTGでパケット流量を観測
自宅のネットワークは、SPAMやらネットワーク攻撃やらの動向の予知のために、 MRTGにてパケット流量を測定していた。 しかし、G300NHに更新し予想通り、パケット流量データがとれなくなった。 パケット流量を表示するページのURLを見ると、
http://192.168.11.1/cgi-bin/cgi ?req=frm&frm=packet.html&rand=xxxxxxxx
にて、URL末尾にセッションIDが付いており、簡単なスクリプトでは観測が困難と思われた。 しかし、パケット流量程度にセッションIDは要らないだろうと、試しにrand以下を抜いてみた。 すると予想どおりパケットデータが取り出せた。吐きだすHTMLを読むと、流量の行は、 『<div class="DIGIT">xxxxxx</div>』であった。 そこで、snmpから呼び出されるスクリプトを以下のように書き換えた。
(( /etc/snmp/airstation.sh )) #!/bin/bash /usr/bin/w3m -dump_source -no-proxy \ 'http://root:@192.168.11.1/cgi-bin/cgi ?req=frm&frm=packet.html' 2>&1 \ | /bin/sed -n '/class="DIGIT"/ s/^.*>\([0-9]*\)<\/div>.*$/\1/ p' /usr/bin/w3m -dump_source -no-proxy \ 'http://root: @192.168.11.1/cgi-bin/cgi ?req=twz&frm=logout.html' >/dev/null 2>&1 (( /etc/snmp/snmpd.conf )) extend .1.3.6.1.4.1.2021.50 airstation /etc/snmp/airstation.sh
これにより、airstation.sh にて、以下のような12行の数値が得られるようになる。
LAN有線送信正常 LAN有線送信エラー LAN有線受信正常 LAN有線受信エラー WAN有線送信正常 WAN有線送信エラー WAN有線受信正常 WAN有線受信エラー LAN無線(802.11g)送信正常 LAN無線(802.11g)送信エラー LAN無線(802.11g)受信正常 LAN無線(802.11g)受信エラー