個人的にフィギアスケートを見るのが好き。 んで、初の男子フィギア高橋選手の銅メダルは感激してしまった。 4回転に失敗しての銅だけど、自分なりに出しきった清々しさがあるんじゃないかな。
今回は、復帰のプルシェンコの4回転がライバルで、
ライサチェックの1位は少し意外。
でも、これは前回のトリノの女子フィギア荒川静香の金メダルと同じものがある。
荒川さんも大技は持たず、決勝で大技を狙わず情感のある演技で得た金メダル。
今回のライサチェックも4回転を狙わず、自分の得意分野での金メダル。
その点、高橋はステップシーケンスでは世界一の実力だけど、 運も味方につけた金メダルを目指したんじゃないだろうか。 もともと4回転の成功率という点では、明らかに負けていた。 だけど、4回転のバクチという点では、どの選手も一緒だったはず。 だから、4回転に失敗してもあたりまえだし、一方で気持ちを切り替えて、 いつもどおりの世界一のステップで次のメダルが取れるという自信があったんだと思う。 大技を狙わない作戦もあったはず。 でもそれじゃ、全力を出し切れずの銅メダルの可能性もあったし、 その時は悔いの残る銅メダルだったんじゃないかな。
4回転を失敗しても、迫力のあるキレのあるステップは、やっぱり凄かった。 ライサチェックやプルシェンコよりも、 何倍もワクワクする楽しさのある演技だったと思います。