職場のMacBook用に導入したTimeMachineが、容量不足なのか全体バックアップが
できなくなってきた。調べてみるとLinuxサーバでnetatalkを使えば、
TimeMachine互換機能も増えて、簡単にバックアップができる。
以前に導入を試したけど、一部設定が足らなくってうまく動かなかった。
しかし、なんとか使えるようになったので、
職場で試すためにも、設定をメモ。
(( /etc/netatalk/AppleVolumes.default )) :DEFAULT: maccharset:MAC_JAPANESE volcharset:EUC-JP ¥ options:usedots,upriv cnidscheme:dbd ~/ "AppleHome" /PATH/MacOS "AppleBackup" options:usedots,upriv,tm allow:@home (( netatalk再起動 )) # /etc/init.d/netatalk restart
ポイントは、options:tm の設定でTimeMachine対応となってくれる。 この辺までは、簡単に見つかった。
Mac側からの問い合わせに、サーバのサービス情報を答えるための設定として、 以下のようなものを追加した。参考
(( /etc/avahi/services/afpd.service )) <?xml version="1.0" standalone='no'?><!--*-nxml-*--> <!DOCTYPE service-group SYSTEM "avahi-service.dtd"> <service-group> <name replace-wildcards="yes">%h_mac</name> <service> <type>_afpovertcp._tcp</type> <port>548</port> </service> </service-group> (( /etc/avahi/services/adisk.service )) <?xml version="1.0" standalone='no'?><!--*-nxml-*--> <!DOCTYPE service-group SYSTEM "avahi-service.dtd"> <service-group> <name replace-wildcards="yes">%h_mac</name> <service> <type>_adisk._tcp</type> <port>9</port> <txt-record>dk0=adVN=AppleHome,adVF=0x01</text-record> <txt-record>dk1=adVN=AppleBackup,adVF=0x81</text-record> </service> </service-group> (( avahi-daemon を再起動 )) # /etc/init.d/avahi-daemon restart
adisk.service の登録をすれば、自動的にドライブが見えるようになる。 特に、TimeMachine 対応ドライブには、adVF=0x81 を指定しておくと、 TimeMachine 設定のバックアップドライブの検索で、自動的に見つけてくれる。
職場だと、バックアップ用 NAS に Buffalo の TeraStation を使っているけど、 TimeMachine非対応のバージョンなので、 Linux 側からNASを smbfs でマウントして、その領域をnetatalkで...という方法であれば、面倒だけれど バックアップが取れるようになるかな...