いつものごとく Debian Life の中、お決まりのパッケージの更新 "apt-get -u dist-upgrade" を実行する。KDE 系の upgrade をするか聞いて来るが、その中に samba もあった。 あまり気にせず、Yes と答える。しかし、この後 Windows 環境で PDC 機能が動かなくなる。
確認すると、Samba が 2.2系 から 3.0 系に切り替わったみたい。面倒だし、downgrade を
試みようとするが、KDE(testing) を削除しようとする。Debian のパッケージ更新は、
便利だけど、
バージョン番号の大幅変更の時だけは、特別な警告を出すような機能
が欲しかった。
# まあ「testing使ってるんだから、諦めろ!」と言われると、しかたないか...
どちらにしろ、良い機会なので Samba 3.0 でも動くように設定を直す。
PDC 関連の原因究明には意外と手間取った。
≪ 変更点 修正前をコメントで示す ≫ #coding system = euc コーディングシステムの扱いの修正 unix charset = EUCJP-MS display charset = EUCJP-MS dos charset = CP932 # logon path = "\\%N\%U\.msprofile" # logon home = "\\%N\%U" logon path = \\%N\%U\.msprofile logon home = \\%N\%U
Samba 2.x系では、特殊文字を含む設定値のために、値を "" で囲むことが許されていたけど、Samba 3.0系では、使えなくなったみたい。 改めて解説サイトを見ると、 "" で囲む表記例は見られない。たぶん、以前から推奨されない設定方法だけど、 "" をサポートされていたようだ。 んで、自宅の設定では 『勧められない古臭い設定方法をしつこく使っていた』 という訳で、自業自得!
久々に SWAT を起動したら、ブラウザでは設定値が表示されないので、ようやく気付いたんだな...smb.conf でWindow端末側で管理者権限を与える"domain admin group"の設定が 無くなっている。よくよく調べると、 "net"コマンドにて管理できるようになったみたい。
# net groupmap modify ntgroup="Domain Admins" unixgroup=wheel